アニメ「ブラッドラッド」2話のシナリオ分析
アニメ『ブラッドラッド』のシナリオ分析、今回は2話です。サッとやって行きましょう。
ミニッツライナー
まずはこの方法でシナリオ全体の構成を見ます。
ミニッツライナーとは?
シナリオ分析法の一つ。映像内で起こった事を文字にして、一分をおよそ一行で書いて行きます。その際には後で見直した時に分かりやすいように「誰が、何をした」という形にします。
しかし一話ずつ観ながら書いているので、重要な部分やフラグを見逃す可能性があります。ご了承ください。
スタート
- 再度、ブラックカーテンの説明。カーテンを抜けるブラッドと冬美
- OP
- 人間界の冬美の部屋に着く
- 冬美の父と鉢合わせる、ブラッドや昨日の事を問われるがブラッドがスプレーをすると収まる
- スプレーの説明、吸血鬼の唾液で人を操る。魔族になった事にショックを受ける冬美
- 目立たないようにしろと冬美に言うブラッド、自分が目立つ
- 授業を受ける冬美、ブラッドはスプレーをばら撒きに行った
- 冬美が友人と話す、違和感を覚える冬美、居ても居なくても同じ
- ブラッドが現れる、魔族の自覚を持てと言う
- 消えた方がマシだと冬美が言う、本当に手が消えている
- 消えるのは嫌だと思う冬美、ブラッドが自分の指を噛んで血を出す
- ブラッドの血を飲む冬美
- 他の女では興奮しないと感じるブラッド
- 冬美の部屋に戻るとハイドラが居る CM?
- ブラッドの身代わりが魔界に居る事を知るハイドラ、自己紹介
- カーテンがなぜか冬美の部屋にあったと話すハイドラ
- ハイドラが通行料を要求、枠を使ってハイドラを消す
- 別の場所へ飛ばされたブラッド、ハイドラが何かを取って来いと言う
- 鬼の洋服店に入るブラッド、鬼のお宝と対面
- ブラックカーテンを勝手に使った奴を捕まえてダーリンにすると言うハイドラ
- 鬼のパンツを奪う為に鬼と戦うブラッド、鬼を倒してパンツゲット
- パンツはいらないとハイドラが言う
- 人体練成の書を持っていたと言うハイドラ、売った相手はウルフのナワバリに居たと
- ED
- ウルフの名前に反応するブラッド、ブラッドの幼馴染で宿敵
構成
全体
今回も前後編で大きく二つのエピソードになっていたと思います。
ブラッドがスプレーを使う、冬美が消えた方がマシだと思う、本当に消えるのは嫌だと言う、そしてブラッドの血を飲む。これが1~13分。恐らくその後のハイドラが部屋に居るという引きまでが一つの話になってると思います。
そして後半、ハイドラの命令で鬼のところへ行ってパンツの争奪戦をする。その後に人体練成の話が出てウルフという名前で引きになっている。14~25分。
引きもセットになっているのが漫画原作らしいですね。
細かい時間配分が面倒だったので今回はこんな感じでまとめてみました。
エピソード
- 人間界に戻ったけれど自分の存在に違和感を感じる冬美。消えた方がマシだと思うが本当に消えるのは嫌で、ブラッドの言う通りにその血を飲む
- 冬美の部屋に戻るとハイドラが居る、ブラックゲートの通行料を払えとブラッドが別の場所へ飛ばされる。そこで鬼と戦い鬼のパンツをゲットする
- ハイドラから人体練成の書とウルフの名前を聞く、動揺するブラッド
- 冬美が特別な理由は?
構成の繰り返しみたいになりましたが、ザッとこんな感じ。一つ謎として残っているのは13分でブラッドが感じる、他の女では興奮しないという点でしょうか。アニメ内で説明されるかは分かりませんが。
見せ場
無理やりのように鬼とのバトルシーンがありました、そして冬美のあざとさも変わらずですね。指の血をなめるシーンで無駄に時間を取っているのがさすがというか何というか。それと急に人が登場したり意味深な名前を出したりという引きを作る。
他にも古い作品のネタが入っていたりしますが、大体この辺りがこの作品の売りになるんでしょうか。
その他
全体の流れ
2話で見えて来たのは今後の話の流れです、恐らくですがこんな感じ。
冬美を生き返らせる方法を探しながら、あっちこっちに移動して重要人物が一人ずつ登場する。その中で各登場人物にどんなエピソードが出るのかは分かりませんが、大枠がこんな感じでしょう。
モチーフ
主人公は吸血鬼で次に登場するのは狼男、中世的なモンスターたちですね。でもその前に登場しているハイドラはヒドラでしょうか? wikiによると蛇の神話生物らしいです。
今後、フランケンシュタインは間違いなく登場するでしょうが、他のキャラクターは余り予想できないですね。神話生物になるとは思うんですが、そこに何かしらの共通点はあるんでしょうか?
という辺りで2話のシナリオ分析を終わります。