アニメ「六花の勇者」8話のシナリオ分析
アニメ『六花の勇者』のシナリオ分析、今回は8話です。中々に盛り上がっている最中です。
ミニッツライナー
まずはこの方法でシナリオ全体の構成を見ます。
ミニッツライナーとは?
シナリオ分析法の一つ。映像内で起こった事を文字にして、一分をおよそ一行で書いて行きます。その際には後で見直した時に分かりやすいように「誰が、何をした」という形にします。
しかし一話ずつ観ながら書いているので、重要な部分やフラグを見逃す可能性があります。ご了承ください。
スタート
- 前回のおさらい、ハンスを疑うナッシュ、ハンスに馬乗りにされるアドレット
- OP
- 命令主や動機をアドレットに聞くハンス
- 腰の催涙弾を使うアドレット、逃げる。音を頼りに攻撃してくるハンス
- 逃げるのをやめ、道具を外すアドレット、警戒するハンス
- 剣を飛ばすアドレット、わざと外す
- ハンスを説得するアドレット、アドレットを六花だと認めるハンス
- 七人目は自分だと言いアドレットの首を切るハンス
- しかし首は切れていない、錯覚させたとハンス。死に際の表情を見て確認したと言う
- アドレットの休んでいた場所を調べるフレミーとマーラ
- フレミーに疑っていないと言うマーラ
- 魔族に味方する人間がいる噂を聞いた、とマーラ
- アドレットを見つけ次第殺せ、とフレミーに告げるマーラ
- ナッシュに、アドレットはあなたの何なのか? と問うゴルドフ
- アドレットは仲間でそれ以上ではないと話すナッシュ
- 神殿を調べるハンス、結界の作動部に何かするアドレット(指紋採取?)
- 結界の作動方法を知らないと言うハンス
- 神殿の外に凶魔の影?
- チャモのところへ行くアドレット・ハンス、チャモに質問しようとするアドレット
- 全員殺せばいい、とチャモ、能力を使う
- チャモの凶魔と戦うハンス、攻撃しても直ぐ再生する凶魔
- ハンスにアドレットを殺せと言うチャモ、断るハンス。更に凶魔を増やすチャモ
- ED
構成
全体
アドレットvsハンス、決着、3~9分。
フレミーとマーラ、10~13分。
ナッシュとゴルドフ、恋愛感情を否定、14~15分。
神殿の再調査、16~18分。
チャモvsアドレット・ハンス、19~22分。
二つの戦いの間にチームごとの会話が挟まっています。それぞれの会話に何やらキナ臭い部分が含まれていますね、またひと悶着ありそうです。
エピソード
- アドレットに死を錯覚させるハンス、死に際の表情を見てアドレットを信用する。その後、神殿を調べるが神殿自体に手がかりは無し。アドレットがチャモに聞きたい事があるとチャモの下へ向かうが、面倒になったというチャモはハンスともども殺してしまおうと能力を使う
- 私はフレミーを疑っていないと伝えるマーラ、アドレットを見たら直ぐに殺せとも
- ゴルドフにアドレットに対する恋愛感情はないと言うナッシュ、ハンスに対して気になる事があると言う
戦闘時の情報量がかなり多いです。チャモ戦では凶魔の入れない結界の中に入ったり攻撃しても直ぐ再生する等、やり取りが早くて面白いです。なのでその分のエピソードをカットしてしまうと情報量はかなり減ります。
今回も推理的には余り動きがないようですね。戦闘シーンが増えて来ると某ライダーっぽさを感じてしまいます。
その他
ハンスへの疑い?
アバンでハンスを疑っていると言うナッシュですが、18分辺りでゴルドフにハンスを疑う理由を聞かれ、気になる事があると返しています。
しかし序盤のアドレットとの戦いで視聴者の中からハンスへの疑いはかなり薄まったはず、なのでここからナッシュがどう行動するのかは良く分からない部分があります。
チャモ
見た目はマスコット的ですが最初からかなりクセのあるキャラクターとして描かれているチャモ。今回で性格のみではなく能力もクセのあるものだというのが分かりました。
食べたものを使役する能力でしょうか? なら、凶魔を食べたって事になりますね。ビジュアル的に見たいような見たくないようなシーンになりそうです。
では、この辺りで8話の分析を終わります。暑さにやられてます、文章量が減っているのはその辺りの影響でしょう。