アニメ「絶園のテンペスト」1~3話の分析
今回は思い付きで今までと違った形で分析してみたいと思います。各話の中にあるエピソードを取り出して、それぞれがどう進んで行くのが分析したいと思います。
と書いてもどういう意味なのか良く分からないでしょう。書いている本人にも把握しきれていません。
なので、とりあえずやってみましょう。
1話のエピソード
- 吉野に冷たい愛花
- タルの中から出て来る女
- 葉風は島流しにされた
- 吉野に彼女が居る
- 学校を辞めた真広
- 怪しい女、エヴァンジェリン山本、真広を探している
- 愛花の復讐に燃える真広
- アゲハチョウの大群
- 突然現れた真広、魔法を使う
- 真広は魔法使い(葉風)と契約した
- 人が金属化する
- 黒金病
- 吉野の彼女は愛花だった
それぞれのつながり
吉野に冷たい愛花→吉野に彼女が居る→吉野の彼女は愛花だった
恋人が愛花だという事を隠している、なぜ?
タルの中から出て来る女→葉風は島流しにされた→真広は魔法使いと契約した
島流しにされた理由はまだ不明、その仕返し(?)の為に真広と契約した。
学校を辞めた真広→愛花の復讐に燃える真広→魔法を使う→魔法使いと契約した
愛花の復讐の為に魔法使いと契約した真広。
アゲハチョウの大群→黒金病
果実が復活すると蝶が飛ぶ、人が金属になる、その理由はまだ不明。
怪しい女、エヴァンジェリン山本、真広を探している
目的はまだ不明。
中心的なエピソード
- 恋人が愛花である事を隠している吉野
- 妹(愛花)の復讐の為に魔法使い(葉風)と契約した真広
- エヴァンジェリン山本・アゲハチョウの大群・黒金病・魔法使い等の様々な謎
残った疑問
2話のエピソード
- キスの話題を振る愛花
- 葉風の島流しの理由は権力争い
- 真広が魔法を使えるのは魔具のお陰
- 復讐の為に犯人を捜す魔法を使う
- 恋人(愛花)の存在を隠す吉野
- 再びエヴァンジェリン山本に襲われる
- 鎖部一族の使者、夏村と真広が戦う
- 吉野が山本に取引を持ちかける
それぞれのつながり
再びエヴァンジェリン山本に襲われる→吉野が山本に取引を持ちかける
取引の内容は不明。
葉風の島流しの理由は権力争い
これは1話の「葉風が島流しにされた理由は?」の回答。
真広が魔法を使えるのは魔具のお陰
葉風との契約の内容が明らかになりました、魔法が使える理由もこれです。
復讐の為に犯人を捜す魔法を使う
妹を殺された復讐をする為に、まずその相手を探しています。この段階ではその相手が誰かまだ明かされていません。
中心的なエピソード
- 愛花の復讐の為にその犯人を魔法の力で捜す真広
- 葉風と権力争いをした鎖部一族の夏村と対決
- エヴァンジェリン山本に取引を持ちかけた吉野
疑問点
- 取引の内容は?
- 犯人は誰だったのか?
- 鎖部一族の目的は?
3話のエピソード
- 鎖部の魔法は守る力、魔法を使うには文明の産物が必要
- 魔法に文明の力がいる事に違和感を感じる吉野
- 魔法でも死者を生き返らせる事は出来ない
- 爆撃で街を封鎖、ヘリのミサイルで橋が落される
- ヘリのミサイルで夏村を撃退
- 愛花を殺した犯人は鎖部一族の誰か
- どこかの村のえぐれた山
それぞれのつながり
鎖部の魔法は守る力、文明の産物が必要→違和感を感じる吉野
この違和感はこれから何度も出て来ます。
爆撃で街を封鎖→ヘリのミサイルで夏村を撃退
真広vs夏村は結局これでケリがつきました。
愛花を殺した犯人は鎖部一族の誰か
2話の復讐の為に犯人を捜す魔法を使うからの回答、特定は出来なかったようですが、どのような結果が出たのかは分かりません。映像? 文字?
中心的なエピソード
- 鎖部の魔法の説明
- 真広と夏村の対決、一応勝利
- 真広の復讐と葉風の目的がある程度一致した
残った謎
- 愛花を殺した犯人は誰?
- 魔法への違和感
- 鎖部一族の目的
まとめ
書いていて何となく分かったのは、その話(一話)の中で完結したエピソードと続く(引っ張る)エピソードがあるという事です。情報が作者によって隠されているので、それをどう出してどう引っ張っていくのかを見るのが一つの目的になっています。
とりあえず引っ張られている情報は、
- 吉野と愛花の関係
- 魔法に対する吉野の違和感
この辺りでしょうか。
そういえば吉野と山本の取引であったりと、色々と書き逃しがあるとは思いますが一旦良しとします。
これからも色々な形で分析して、主に作品の作り方(テクニック)について調べていく事になると思います。